床張り徳島支部のお二人、イン神山
- 歩美 北山
- 2018年6月15日
- 読了時間: 2分
一山超えたお隣の勝浦町から、床張協会のお二人がうちに下見に来てくれました!
何とも頼もしいお二人は、家の水平なども計ってくれ、床の構造の話や、床張合宿の流れなどを説明してくださいました。
床は、床束、大引き、根太、捨て張り、フローリングといった構造になっております。参考イラスト描いてみました!

断熱材を入れることも考えたのですが、捨て張りが十分に分厚ければそれが断熱の役割を果たすという事、断熱材がネズミにかじられたりしたらいやだなぁと思った事もあり、なくてもええやろう!と判断しました。
そして、いよいよ、うちの畳をはがして、床下チェック!

やはり、 山側の床下は湿気がたまりやすいという事もあり、早速一枚目から大分腐ってしまっているようでした。
これでは、結構土台となる部分もあかんのんちゃうか…という不穏な空気が流れました。

ライトを片手に、床下を隅々までチェックしてくれる翔さん。ちょっと面白い。。。(パンツ見えてる)
床張合宿では、土台ももちろんやるときもあるのだそうですが、今回はうちを宿として営業するという事、
しばらく空き家だった古民家という事もあるので、シロアリの危険性もあり、土台はプロの大工さんにきちんとやってもらった方が良いとのこと。
今回は、大引きまでを大工さんにやってもらい、根太と捨て張り、フローリングを自分たちで行う事にしました。
私が住んでいる神山町は昔は林業が盛んな町で、戦後輸入木材の台頭で下火になりつつあったのですが、
最近は森づくりのため、再び町産材を活用しようという動きも活発なのです。町の製材屋さんの声はこちらに詳しく紹介されています。
そういう流れもあり、古民家を改修するうえで、神山杉を使用してやりたい!というかねてからの希望もありました。
手間などを考えると、合宿を行うのは費用的には大工さんに頼むのとそんなに変わらないという事でしたが、
オープン前から人が集まるような場所にしたいという想いから(人をたくさん受け入れるのは自分の練習にもなるし)、合宿をお願いすることにしました。何より、この徳島支部のお二人の安心感が半端ない。非常に頼もしかったです。
これから大工さんに依頼するので、余裕を持って床張り合宿は9月開催を目標に、もじゃハウス改修プロジェクトがはじまりました!
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